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フロン排出抑制法に伴う点検・管理
~Freon Emission Restraining~
業務用冷凍空調機の管理者(ユーザー)の皆様へ

◆点検対象機器

[第一種特定製品] 
…冷媒としてフロン類が充填されている機器を指します。
~業務用空調機器~
■制御盤用クーラー
■オイルチラー
■チラー
■パッケージエアコン
■スポットエアコン
etc...


~業務用冷凍・冷蔵機器~
■冷凍・冷蔵ショーケース
■冷凍・冷蔵庫
■冷凍・冷蔵装置
■自動販売機
etc...

◆管理者(ユーザー様)の義務

   機器の点検   

簡易点検
全ての第一種特定製品

定期点検
第一種特定製品のうち、
一定規模以上の業務用機器
   漏えいの対処   

フロン類の漏えいが見つかった際、修理をしないでフロン類を充填することは原則禁止です。 適切な専門業者に修理、フロン類の充填を依頼しなければなりません。
   記録の保管   

機器の点検・修理・冷媒の充填・回収の履歴は、当該製品を設置した時から廃棄するまで保存しなければなりません。
※遊休設備も対象です。
   記録の保管   

使用時漏えい量が「1,000CO2-t」以上漏えいした事業者(法人単位)は、事業所管大臣に報告する義務が発生します。

◆点検について

【簡易点検】

◆簡易点検

◆定期点検

点検内容【直接法・間接法】
【直接法】

発泡液法
漏えいが想定される箇所に発泡液を塗布し、配管内を窒素ガス又は冷媒ガスで加圧し、泡の発生を目視で確認する。

電子式漏えいガス検知装置法
半導体センサーなどで検出した冷媒ガス信号を電子回路で増幅する電気式冷媒漏えい検知装置を使用する。

蛍光剤法(要メーカー承認)
冷凍機油中にごく少量の蛍光剤を添加し、冷媒漏えい時に染み出た油をUVライトで検出する。
【間接法】

チェックシートなどを用いて、稼働中の機器の運転値が日常値をずれていないかを確認し、漏れの有無を診断する。

▼チェック項目例
高圧圧力/低圧圧力/吐出ガス温度/吸入ガス温度
液温度/コイル温度/オイルレベル
圧縮機運転電圧/圧縮機運転電流
運転周波数(容量段数)他
TEL. 027-343-8143
フロン排出抑制法に伴う簡易点検・定期点検等についてお困りのことがありましたら、
ぜひお気軽にご相談ください。